13歳の地政学

地政学ちせいがくとは、国際政治を考察するにあたって、その地理的条件を重視する学問である。

県内の進学校に通う高校一年生の大樹と、地元の公立中学に通う大樹の妹、杏が、近所の子供たちにその風貌から「カイゾク」と呼ばれる年齢不詳の男（アンティークショップの店主のようだが…）から、夏休みの間７日間話を聞き、最後にテストを受けて、アメリカのホワイトハウスで歴代大統領が使っていたものと同じモデルの地球儀(ディプロマット)を賭けて問題を解く物語。

・物語形式で、読みやすくわかりやすい
・世界の情勢に興味が湧く

　今まで海外旅行にも行かず、世界地図も見たこともなかった私ですが、今回この本を読んで海外のこと、世界の地形について、大変興味が湧いてきました。読みやすく、わかりやすく、ためになるので、是非読んでください。