運動脳 アンデシュ・ハンセン

読書

 みなさんは普段、運動をしていますか?
 今回は、「運動脳」という本を紹介します。
 この「運動脳」は、本国スウェーデンで67万部以上も売れた本です。
 私も、60歳を目前にして、認知症、高血圧、高血糖とあらゆる病に関心を持つようになってきたのと、最近、机の前に座っている時間が長くなってきて、体重も70kgになったので、5kgほど減量しなければならないなと思っていたところ、本屋で、この本を見つけて買ったのですが、予想に反して読みやすかったのと面白かったのでびっくりして、みなさんにオススメしたくなりました。
 医学、特に脳について書いてある本で、「海馬」とか「扁桃体」とか難しい科学用語もでてきますが、物語を読む様な感覚で楽しんで読めて、ためになることがたくさん書いてあります。
 まず、最初に驚かされたのが、コンピュータゲームやアプリが提供する様々な認知トレーニングは、確かに、ゲームそのものは上達しても、とくに知能が高くなったり、集中力や創造性が改善されたり、あるいは記憶力が向上したりといった効果がないことが、科学的にわかったこと。また脳を鍛えるといわれるクロスワードパズルも同じで、クロスワードパズルを解いてもパズルが得意になるだけで、それ以上の効果はないということ。
 ここで、この本のテーマ「身体を動かすほど脳に影響するものはない‼」

 本書を読んでわかる5つの事 
1. 運動が脳を強化する(脳にとって最高のエクセサイズ)

2. 新型コロナウイルスに感染しても入院して集中治療を受けるリスクが約50%減る

3. 運動をすると気分が、爽快になるだけでなく、集中力や記憶力、創造性、ストレスに
  対する抵抗力も高まる。そして情報をすばやく処理できるようになる。


4. 特別な「脳内ギア」を入れることで、混乱した状況下でも意識を集中させ、心が乱れて
  いても平常心を取り戻すことができる。運動によってIQ(知能指数)が高くなるという
  説さえある。

5. 健康な頭脳が「健康寿命」を長くする。

 最後に、この本を読むとお金をかけずに、健康と小さな幸せと少し頭が良くなるので読んでみてください。コスパ最高‼

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